私たちの活動

CCETは科学、技術、政策の知見を有する資源・廃棄物管理分野の専門家として、UNEP国際環境技術センターを廃棄物管理における国際的な研究・政策支援拠点とするべく支援し、また他の国内外のパートナー機関とのネットワーキングや連携を促進しています。

2015年より、次のような活動領域において、UNEP国際環境技術センターと協力してさまざまなプロジェクトを展開し、技術支援を行ってきました。

廃棄物管理政策の強化と制度構築

国・都市レベルの廃棄物管理戦略、行動計画、パイロットプロジェクトの開発・実施支援

国・地方政府およびその他の関係者と緊密に連携しながら、包括的かつ補完的な廃棄物(固形・液体・気体)対策を目指し、国・都市・地域レベルの廃棄物管理戦略の策定に協力しています。ステークホルダーとの対話、成功事例や教訓の共有を通し、国内外での活動に向けた有効な知識基盤を構築しています。カンボジア(プノンペン)、ミャンマー(マンダレー)、モルディブ、インド(ハイデラバード)、インドネシアおよびスリランカ、ブータンなどの政府に協力しています。

キャパシティビルディングと実施

廃棄物管理に関する教材および教育・研修プログラム開発を通じたキャパシティビルディング

パートナー機関との協力のもと、現場での廃棄物管理業務の計画立案と実施の改善を目指し、ツール、手法およびガイドラインを開発し、政策決定者や実務者のニーズに合わせて研修コースを監修・実施しています。

こうした活動の成果は、現地の高等教育機関のカリキュラムへの採用などを通じて廃棄物管理の専門家育成にも寄与しています。

成果の発信とネットワーキング

アジア太平洋地域でのアウトリーチおよびパートナーシップの促進

アジア太平洋地域のステークホルダー、特に地方自治体、市民団体、開発機関および民間セクターと連携し、広報イベント、展示会、その他のメディアおよび広報活動を通じて、廃棄物管理の改善に向けた政策、技術、資金調達メカニズムに関する知識の共有および発信に取り組んでいます。